ページTOPへ

デジタル時代にあえて僕が手書きをする理由。

写真 2016-01-17 13 16 18

昨日いい話しを聞いたのでさっそく和紙のノートに書きこみました。

きたなくても自分の手で書くことで感情が現れると思っているので、
デジタル時代にあえてアナログで笑。

そして要の印鑑を!
印鑑って実用的な使い方だけじゃなくて、
自分との約束のしるしとして使うのもけっこういいですよ〜。

そういえば、と思って振り返ってみると、
2012年の12月にも、「書くことへのこだわり」をブログで書いていました。

それがこちらです↓↓


 

5代目印章彫刻士としてのこだわり

5555666.jpg

昔の僕は、「書く」という行為が大嫌いでした。なぜかというと、「字を書くということは=字を奇麗に書かなければならない。」という変な固定概念があったからです。事実、僕は字を書くのが得意な方ではなく、むしろ良く字が汚いといわれる人間でした(笑)。

そ んな僕が、ひとつだけ字を「書く」という習慣を続けてきたことがありました。それは、中学生の頃から今もずっと続けていることで、ギターで作った曲にのせ る歌詞を書くということです。字を書くことが嫌いだった当初から、そのときだけは必ずノートにペンを走らせていました。歌詞を書くときのノートは、他人に 見せたりしない自分だけのノートなので、見やすいように奇麗な字で書こう、なんてことは考えもせずに、ただひたすらにその時に感じた想いを、その時の言葉 で書き綴っていました。

つまり、僕の「書く」ことへのこだわりは、「奇麗な字を書く」ということではなくて、「その瞬間に感じた些細な感情を真空パックするための手段」なんだと思います。

dfagag.jpg

 もちろん、字を「書く」ことへのこだわりは、その時に感じた想いをノートに綴ることだけではありません。僕が職人を生きるうえも最も重要な仕事のひとつでもあります。

印 鑑の彫刻士としての僕は、まだまだ修行中の身なのですが、それでも慣れない筆で日々「書く」ということにこだわりをもって印鑑を彫刻しています。だって、 印鑑に彫る字は、誰かの大切な名前なわけで、印鑑は自分自身の分身のようなもの。つまり、ひとりひとりに名付けられた名前があるように、ひとりひとりに似 合った文字の印鑑が必要だと思うんです。それはもう気が抜けません(笑)。彫刻することは技術があれば誰でも彫れると思うんです。もちろん、もの凄く素晴しい技術を持っている人が彫った印鑑は、もの凄く奇麗な仕上がりになるだろうし、それだけで価値があると思います。 

999906060.jpg

でも、本当に大切なことは、誰が彫ったとか、どうやって彫ったとかいうことではなくて、誰のために彫ったのかということだと思うんです。

だからこそ僕は、技能士としての技術は時間をかけてじっくりと磨きつつ、例えどんな技術が身に付いたとしても、根底にある、「たったひとりの名前を彫刻する」ということを忘れずに続けていきたいと思っています

 

 


ABOUT US

この記事を書いた人

想いの伝道師 小林稔明

小林大伸堂5代目

想いの伝道師

小林稔明

印鑑は契約に使われる認証の道具でしたが、 時代とともにその役割を終えつつあります。
そんな中、印鑑の役割を「大切な契約に押す」ものから、 「大切な人の背中を押す」ものに変えたい。
そんな想いで、今日もお一人お一人の想いを込めたしるしをおつくりしています。

お問合せ・ご相談、お待ちしております。
(受付時間 10:00~18:00)

電話

0778-51-0628

クリック

お問合せフォーム24時間受付中

電話

メールでQ&A

印鑑のご相談やお買物のことなど、
お気軽にお問合せ下さい

クリック

「想いを印(しるし)に」小林大伸堂

「想いを印(しるし)に」小林大伸堂

「想いを印(しるし)に」小林大伸堂

「想いを名前に、名前を印(しるし)に」。大切な名前に想いと願いを込めておつくりする小林大伸堂の印鑑サイトです。

https://www.kaiunya.jp/

宝石印鑑は「Rose stone」(ローズストーン)

宝石印鑑 Rose stone(ローズストーン)

宝石印鑑 Rose stone(ローズストーン)

「生き方に美しさを、しるしに輝きを」。しあわせの〝あとおし"となりますよう、想いを宝石印鑑に込めておつくりするローズストーンの印鑑サイトです。

http://www.rosestone.co.jp/

皆様の、ご来店、お問い合わせ、ご注文、お待ちしております。

宝石印鑑は「Rose stone」(ローズストーン)

宝石印鑑は「Rose stone」(ローズストーン)

関連記事

WebSiteWebSite

ローズストーン

小林大伸堂/ROSE STONEの店舗情報です。福井県鯖江市にある当店では、お客様お一人お一人の想いをヒアリングし、カタチにしてお届けします。

開運印鑑

「愛する誰かを想う気持ちを名前に込めてつくる女性のための印(しるし)です。
画数・運気を取り込みつつも、しなやかで凛とした女性らしさを表現します。

開運会社印鑑

プロポーズは、「僕の苗字になってください」という言葉と共に印鑑をプレゼントしませんか?記憶に残る指輪以外のサプライズプレゼントにおすすめです。

gene

小林大伸堂の仕事は、単に印鑑を作ることではありません。お客様の想いをうかがい、背中をそっと押してさしあげることが仕事だと思っています。

ShopInfoShopInfo

パワーストーン宝石印鑑 Rosestone/ローズストーン
〒916-0022 福井県鯖江市水落町2-28-29 (→地図を見る)
TEL:0778-52-8811(営業時間内)
FAX:0778-53-1133(年中 24時間受付)
E-Mail:toiawase@rosestone.co.jp
営業時間 10:00~18:00(水曜定休)

ローズストーン